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あじまーオキナワの風

-沖縄出身の編集長が、沖縄と東京の仲間たちと話の交差点で相対する集い。文化から経済、それに産業の問題点など多彩な話題満載、新時代の形式にとらわれない新しいサロン。-

「普天間基地を辺野古に移設」知る上で沖縄問題入門の最適書 『新書沖縄読本』

「沖縄を知ることは日本を知ることだ」
と、カバーに紹介されているように、極めて的確な表現の本。

406頁もあるボリュームですが、いろんな視点で数人の筆者がおり、読みやすい。その上、2011年2月20日発行なので最近の情報が盛り込まれています。今現在の沖縄を知るための、ホットな本です。いま、一気に読み終えたところです。

「普天間基地を辺野古に移設」計画は、一般には沖縄の基地負担の軽減が目的といわれている。つまり市街地にあって危険な普天間飛行場を返還し、代替施設として会場に基地を建設する。

しかし、正確には辺野古に複合施設を建設し、古くて要らなくなった普天間飛行場を返還するというもの。米軍の真の狙いは、分散化した基地機能の辺野古への集約を目的とした複合施設の一体化である。日本復帰前1965年作成の「沖縄内の基地建設の可能性」についての米軍の文書が残されている。

1965年に新飛行場建設について調査。辺野古海域が適地であることが書かれているという。調査をもとに、翌1966年1月に米軍は辺野古の沖合を埋め立てて、長さ3,000メートル、幅60メートルの滑走路の図面を作成、12月には米海軍が辺野古の隣のお浦湾に軍港を建設する巨大海上基地建設案がまとめられていたという。返還前に自分たちに都合のいい基地を出来るだけ作ろうとしていたのだ。

これまでの沖縄関連では数多の本が出版されているが、
本書は久しぶりの良書である、といってもいいでしょう。
「第1部沖縄人のいま」の中で―肥満率まさかの日本一―
「第2部」の中で―なぜ沖縄はく高野球が強くなったか―
「第3部」―沖縄独立論の背景―
「第4部」―八重山ヒジュルーの真相―
「第5部」―鶴見の沖縄社会―

と、僕が気にしていた項目を網羅。本土在住の沖縄出身者にとっても必須の入門書だ。
特に、第3部の「アメリカが辺野古にこだわる真の理由」の中で、辺野古移設の米国政府と米軍の意図が明確にされています。

割合、仲村、下川氏は、これまで流行りの売れ筋本を書いているので、軽い本かと思っていた。
(下川祐治+仲村清司著・編―講談社現代新書 定価900円)

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住☆リフォームねっと (2011年3月20日 11:44) | コメント(0) | トラックバック(0)

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