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あじまーオキナワの風

-沖縄出身の編集長が、沖縄と東京の仲間たちと話の交差点で相対する集い。文化から経済、それに産業の問題点など多彩な話題満載、新時代の形式にとらわれない新しいサロン。-

あじまーの会参加の東北被災地かけあし視察レポート

去る7月26日の夜から28日までの日程で、岩手、宮城両県を縦断する被災地視察旅行を行っ
た。これはその報告です。

岩手出身の畠順一郎さんが会長になっているハタ坊の会とNPO埼玉住まいの情報ネット
ワーク(岡田憲治氏)、それにあじまーの会という混成集団の9人は、「東北被災地視察
会」という名目で、7月26日午後8時半、新宿に集合した。

打ち上げられ漁船  被災地の住宅の基礎とがれき 
運転手は旅行会社手配の入江さん。
運転席から時間表を見て、休む時間も必要だし「その通りには行かないよ」というのが最初に発した言葉。考えてみれば、何しろ一人で東北の被災地を休みなく運転して回るのだ。中年のベテランドライバーでも、居眠り運転でもされたら9名の命に関わる。休みを十分に取ってもらうのは当然であろう。急に心配になってきた。

このバスは中型なのだが、大型バス同様に高速道路が無料になる、と旅行者から聞いていたので、発車前に運転手に話したが大型バスのみで、無料ではないと納得しない様子。不満そうだったが、運転手に高速ではETCでなく別の入場口を通ることを頼む。運転手が実行しているか、先頭座席でチェックしたが、一般の入場口でカードを取っているのでと安心する。
何せ、高速代をまともに払うと数万円になるというのだから、疎かにはできない。後に電話で聞いたらしく、2ナンバーだから中型のバスでも大型と同じなのだ、と独り言をもらし納得していた。
何はともあれ、9時に時間通りに新宿を出発。あまり眠れない環境であるのだが、無理してカーテンを下ろす。100キロくらいのスピードでゆれる座席を縦に横に体を調整しながら、しばらくうとうとする。何度もトイレ休憩を取り、バスは目的地へと急ぐ。

明るくなり始めたのが盛岡の手前の紫波PAでトイレタイムの小休憩をとり、一般道に下りる。明るくなった緑の山を見ながらバスは東へと向きを変えて宮古へ。早速、仙台あたりから乗り込んできたハエが2,3匹、フロントガラスやこっちの座席に入り込みうるさい。

7時半宮古市
国道から外れ、宮古市内のコンビニにバスを駐車させ、寝不足の運転手さんには取りあえず小仮眠してもらう。既に11時間も運転している。それをなぜ気にするかというと、バスの手配を僕が知り合いの旅行会社の社長に頼んだ、という経緯があるのだ。

朝食や飲み物を調達すると共に、バスに同乗してきた岩手県出身者で東京在住の建築家藤原昭夫氏が、宮古市内に50戸ほど仮設住宅を完成させており、その場所まで歩いて見学に行く。
宮古市だが被災が見えない、どこにでもある普通の住宅街である。徒歩で普通の住宅街を歩くと、町の所どころの小公園に様々なプレハブ構法の仮設住宅が建設されていた。
藤田さんの設計建築した仮設住宅は、「被災地と林業を再生させる建築の提案」というコンセプトを持った住宅を見学した。

通り沿いにある小公園に2種類の仮設住宅がみられる。藤原さんに仮設住宅の建築工法などを現場で解説してもらう。仮設住宅でも、大量生産で大量消費の一般の仮設とは違い、地場の県産材を多用した木造平屋の長屋だ。たまたま玄関で作業をしていた居住者に頼み、内部も見せていただいた。
また、この木造仮設は、デザインや住みやすさだけでなく、リサイクル、地場産業の復興などとの連携が可能である、というもので、「被災地の復興に地域の木材を多く活用することで林業の活性化を促すばかりでなく、これからの生態系を百年維持していく仕組みと、産業としての礎を築く機会」であり、そして「増改築や建て替え棟が容易で、地元の工事者にも割安に出来る建築の工法を提案することで、地域の林業と経済の活性化に貢献していきたい」という。地元出身の建築家の配慮が感じられる。 
続きは『特集@リフォームねっと』参照。


住☆リフォームねっと (2011年8月27日 16:38) | コメント(0) | トラックバック(0)

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