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第9回 コンクリートは百年以上もつ

200年住宅などということで、国をあげて長期優良住宅が注目されています。

戸建、マンションに関わらず建物が物理的に劣化するのは当然です。マンションも建ててから30年も経過すれば、物の考えかたが30年前と違うのが普通で、放っておいても社会的には価値が下がることになります。

それを専有部分のリフォームをきちっとやることによって、アップツーデートなマンションに改造することで維持できるわけです。何十年経っても、そのときの価値を失わないようにしたいというのが、我々リフォーム事業者の永遠のテーマなのです。

ところで、鉄筋コンクリート造の建物はどれくらいもつものでしょうか?

「中古のマンションが40年あるいは60年で駄目になる」と言われています。

その理由は、建築基準法で、鉄筋をさびさせないために外側に30ミリのコンクリートがかぶっているということが義務付けられています。コンクリートはアルカリですから、それが中性化するのに大体65年掛かり、中の鉄筋はそこで錆びる、というわけです。

しかしこれに反論して、ある専門家は、きちんと建てられそしてメンテナンスを定期的に行なえば、百年は十分もつと断言しています。

鉄筋コンクリートで造られた日本で一番古い建物は、横浜市の日本大通にある明治生命の横浜ビルです。一部増築していますが昔からのものがそのまま残っています。また、東京都文京区の東大の本郷キャンパスにある安田講堂は、大正12年の関東大震災のときに、建築中であったのですが、あれだけの地震でもなんとも無かったのです。

そして今日まで増改築・メンテをしながら90年ももっています。同時期に建てられた本郷キャンパスの中にはほとんど90年くらいの鉄筋コンクリートの建物が揃っています。基本的にはメンテナンス次第では100年でも、200年でも大丈夫だということです。それにまだ、鉄筋コンクリートができて150年しか経っていないのです。

マンションの相対的な価値を上げるのは、大規模修繕の共有部分ですが、専有部分もきちっとやっておけば、やっぱりそれなりの価値が付くのです。(811)

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